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switch文

ここではPHPの制御構文の1つであるswitch文を説明します。

switch文とは

switch文は条件により、処理を分岐して実行したい場合に使用します。
例えば、変数 $a の値が、1, 2, 3, それ以外の4つのパターンで処理を変えたいときなどに使用します。

if文とも似ていますが、ifは条件を満たすか満たさないかの2つで処理を分岐をするのに対し、switch文は3つ以上に分岐をする場合に使用できます。
ただし、if文では不等号でも条件を記述できますが、switch文では、それぞれの条件は等号の条件のみです。
例えば、$a が 60未満、60以上70未満、70以上 の3つに処理を分けたい場合は、$a < 60 のように不等号で条件を書く必要がありますが、if文と違い、switch文ではこのような記述ができません。

switch文の記述方法

この例は、条件を3つにわけ、さらに3つのいずれの条件を満たさなかったに処理を実行する例を記述します。

switch (分岐の条件に使用する変数等) { case 条件1: ここに条件1の場合の処理を記述します。 break; ← breakによりswich分を終了します。 case 条件2: ここに条件2の場合の処理を記述します。 break; ← breakによりswich分を終了します。 case 条件3: ここに条件3の場合の処理を記述します。 break; ← breakによりswich分を終了します。 default: ここに条件1~3を満たさなかった場合の処理を記述します。 }



switch文の記述例

$a の値が、 1, 2, 3, それ以外の4つのパターンで処理を変えます。

$a = 2; switch ($a) { case 1: echo "$a の値は1です。"; break; case 2: echo "$a の値は2です。"; break; case 3: echo "$a の値は3です。"; break; default: echo "$a の値は1,2,3以外です。"; }



コード(プログラム)の動作結果

下の枠内は上のPHPのコードをそのまま実行した結果です。

$a の値は2です。

関連リンク

PHP 制御構造 if


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