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if文
ここではPHPの制御構文の1つであるif文を説明します。
if文とは
if文は条件が満たされた場合のみ、処理を実行したい場合に使用します。
条件の指定には、比較演算子等を使用します。
if文の記述方法
記述方法は2つあります。
1つ目は、条件を満たした場合に、1行のみ処理を実行する場合。
2つ目は、条件を満たした場合に、何行の処理を実行する場合。(0行でも1行でも2行以上でも記述可能)
条件を満たした場合に、1行のみ処理を実行する場合
if (比較条件) ここに処理を1つだけ記述します。;
条件を満たした場合に、2行以上の処理を実行する場合の記述方法
1つ目の方法との違いは、括弧 { } により、条件を満たした場合の処理範囲を指定するところです。
if (比較条件) { ここに処理を記述します。 処理は、0行でも1行でも2行以上でも記述可能です。 }
if文の記述例
$a の値が $b の値より大きい場合に処理を実行します。
$a = 10; $b = 5; // 1つ目の例 if ($a > $b) echo "処理1を実行しました!"; // 2つ目の例 if ($a > $b) { echo "処理2を実行しました!"; }
コード(プログラム)の動作結果
下の枠内は上のPHPのコードをそのまま実行した結果です。
処理1を実行しました!
処理2を実行しました!
処理2を実行しました!
if - else 文とは
先ほどのif文は条件を満たした場合のみ実行しましたが、条件を満たした場合とそうでない場合で違う処理を実行したい場合は、if-else文を使用します。
if - else 文の記述方法
if (比較条件) { ここに条件を満たした場合の処理を記述します。 } else { ここに条件を満たさなかった場合の処理を記述します。 }
if - elseif 文とは
if文で条件を満たさなかった場合にさらに次の条件を記述し、処理を分岐する構文です。
if - else 文の記述方法
if (比較条件1) { ここに比較条件1を満たした場合の処理を記述します。 } elseif (比較条件2) { ここに比較条件1を満たさず、比較条件2を満たした場合の処理を記述します。 } else { ここに比較条件1、2両方とも満たさなかった場合の処理を記述します。 }